砂時計の原作漫画のあらすじ(前半)

原作漫画の砂時計では、主人公である杏が12歳の少女から大人へと成長する中で、いろいろな恋や別れを繰り返していきます。そんな杏の心の中にはいつも北村大悟の存在があるのですが、結局二人の結末は。。。。というのが砂時計の原作のあらすじになります。
ここで、ちょっと詳しく書きますと...
主人公である12歳の杏は両親の離婚を機に母親の美和子の実家である島根に越してきます。
杏は、都会と違ってプライバシーのない田舎生活に初めはなじめなかったのですが、近所に住む北村大悟、同い年の月島藤(つきしまふじ)と妹の椎香(しいか)と知り合い、楽しく過ごし始めていました。
そんな中、杏の母親が精神的に不安定になったあげくに自殺していまします。杏は、こともあろうに、葬式の席で砂時計を、悲しみのあまり美和子の遺影に投げつけ壊してしまいます。この砂時計は、杏が島根に来る途中に仁摩サンドミュージアムで美和子に買ってもらった砂時計だったのです。大悟は、壊れたものと同じ砂時計を杏に渡し、ずっと杏と一緒にいると約束します。むろん、杏も大悟とずっと一緒にいたいと願います。
因みに、ドラマのキャストは、水瀬(植草)杏:美山加恋(子供時代)→小林涼子(中高校生時代)→佐藤めぐみ、北村大悟:泉澤祐希(子供時代)→佐野和真(中高校生時代)→竹財輝之助、月島藤:佐藤要人(子供時代)→川口翔平(子供時代)→青柳塁斗(中高校生時代)→渋江譲二、月島椎香:山内菜々(子供時代)→垣内彩未(中高校生時代)→木内晶子です。映画の方は、松下奈緒さん(杏・大人役)、夏帆さん(杏・中高生役)、井坂俊哉さん(大悟・大人役)等となっています。

砂時計の原作漫画のあらすじ(後半)

14歳になった杏は大悟を意識し始めて、サマーキャンプをきかっけに大悟と杏は付き合うことになりところが、その後ちょっと困ったことに、東京から杏のお父さんが来て一緒に暮らそうと言いだすんですね。杏は迷ったあげく、最終的には東京の高校に進学します。大悟との遠距離恋愛は、結局破局を迎えまして、杏は東京の高校進学した杏のことをずっと思っていた藤くんとつき合うことになります。一方、大悟は椎香ちゃんに告白されるのですが、楢崎さんと付き合います。しかし、その後、杏と藤くんの付き合いは半年くらいで終わり、大悟と楢崎さんは成人式の日に別れます。そして、20歳の同窓会で島根に帰った杏は、大悟に再会します。翌日、琴ヶ浜で、杏は大悟に別れた事は間違っていたと告げますが、大悟は間違っていなかったと告げます。その数年後に杏は東京で結婚が決まるのですが、入籍直前で破談になってしまします。精神的なアンバラスに陥った杏は琴ヶ浜で自殺を企てますが、大悟に助けられるのですが、杏はその時の記憶を失っています。そして、杏は島根のおばあちゃんの家に帰るのですが、この時に大悟に会い、そして大悟と...この後の結末は砂時計の最終回に続いていくわけです。砂時計の映画の試写会を見た人によると、映画ではちょっと変わった内容になっているようですが、それもまた楽しみですね。因みに、ドラマの主題歌、柴咲コウの 『ひと恋めぐり』(ユニバーサルミュージック/chimera energy)は、人気になりましたね。 
映画の主題歌は生き物係の4/16発売 9th single「帰りたくなったよ」で、これも人気爆発です。

日本版「砂時計」の概要

ご存知のとおり、芦原妃名子原作の砂時計は、砂時計をテーマとした現在、過去、未来をつなぐラブストーリで、12歳の少女期から大人への心情の変遷と、成長を緻密に描いています。ドラマはかなりストーリーがメインですが、原作の砂時計ではギャグシーンが多くて、これが受けている理由でもあります。ストーリーの原点である島根県大田市(元・邇摩郡仁摩町)の仁摩サンドミュージアムがしばしば出てきます。この仁摩サンドミュージアの砂時計がストーリーのポイント、そいて物語のタイトルになっているわけです。
砂時計のコミックス版は、主人公である杏の12歳から26歳までの14年間を描いた本編8巻と、彼女の周りを取り巻く人々のストーリー等を描いた番外編2巻の全10巻で構成されています。ファンブックも刊行されている。 因みに、砂時計の原型は、2002年「Betsucomi」9月号に掲載された『蝶々雲』です。砂時計の受賞歴としては、2005年、第50回小学館漫画賞少女向け部門を受賞しています。
砂時計をドラマ化したのはTBSで、2007年3月にテレビで放映が開始されました。砂時計のDVDは、2007年5月に、1〜30話が収録されたDVD BOX 1が発売され、その後2007年6月27日に31〜60(最終話)話を収録したDVD BOX 2が発売されています。 そして、いよいよ砂時計の映画化が決まり、2008年4月に全国東宝系で放映の運びとなるわけです。
 

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